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歯を1本ずつ治していませんか?|フルマウス治療という考え方|城東区の歯科医院が解説

歯を1本ずつ治していませんか?|フルマウス治療という考え方|城東区の歯科医院が解説

こんにちは。がもう四丁目歯科です。

「気になるところを治療したのに、また別の歯が痛くなる」 「治療を繰り返しているのに、なぜか治った気がしない」 「複数の歯医者を渡り歩いてきたけれど、根本的には何も変わっていない気がする」

40代・50代の方とお話ししていると、こうしたお声を本当によくいただきます。

その背景には、**「歯を1本ずつ診て、1本ずつ治す」**という従来の歯科治療の限界があります。

今日は、当院でも特に力を入れているフルマウス治療という考え方について、相談に来られる前に知っておいていただきたい基本をお伝えします。


なぜ"1本ずつ治す"だけでは追いつかないのか
歯は、それぞれが独立して存在しているわけではありません。 上下28本(親知らずを含めると32本)の歯が、互いに噛み合い、支え合いながら、ひとつの咬合系をつくっています。

そのため、1本の歯の問題は、ほぼ必ず他の歯にも影響を与えています。

たとえば――

右下の奥歯を失ったまま放置していたため、上の奥歯が下に伸びてしまった
1本の被せ物の高さが合っていないことで、反対側の歯に過剰な力がかかり、ヒビが入った
左で噛みづらいので右ばかりで噛んでいたら、右側の歯ぐきが下がってきた
噛み合わせの不調和が積み重なり、夜間の歯ぎしりや顎関節症につながった
こうした連鎖が静かに進んだ結果、**「治療しても、また別のところが悪くなる」**という状態に陥ります。

1本だけを見ている限り、この連鎖は止まりません。 歯科治療を繰り返しているのに前に進まない――その正体は、全体を診ないまま部分対応を続けていることにあります。


フルマウス治療とは、何をする治療なのか
フルマウス治療とは、お口の中全体をひとつのシステムとしてとらえ、診査・診断・治療計画を立てる考え方です。

具体的には、次のような診査・診断を行います。

全顎のレントゲン・必要に応じたCT撮影 目に見えない骨や根の状態、過去の治療歯の内部を含めて全体を把握します。
歯周病の精密検査 歯ぐきの状態を1本ずつ測り、進行度を可視化します。
噛み合わせの分析 上下の歯がどこで当たり、どこに力が集中しているかを確認します。
噛む筋肉・顎関節の確認 噛みしめ・歯ぎしりの影響を含めて評価します。
唾液検査・むし歯リスクの把握 「なぜ虫歯になりやすいのか」を体質レベルで明らかにします。
過去の治療歯のチェック 銀歯の下、神経を取った歯、被せ物の境目など、再発リスクが高い箇所を洗い出します。
これらをもとに、患者さん一人ひとりに合わせたお口全体の治療計画を立てていきます。


"悪いところから治す"ではなく、"順番に意味がある"
フルマウス治療では、治療の順番にも明確な根拠があります。

一般的には、次のような順序で進めます。

痛みや感染など、緊急性の高い処置
歯周病の安定化(土台づくり)
むし歯・根の治療(必要に応じてマイクロスコープを使用)
噛み合わせの再構築
補綴(被せ物・ブリッジ・インプラントなど)
予防・メンテナンスへの移行
土台が整っていないまま、上に立派な被せ物を載せても、長持ちはしません。 家を建てるときに、地盤改良・基礎・骨組み・内装の順で進めるのと同じ考え方です。

「一気に全部やる」ことが目的なのではなく、順番に意味を持たせ、無駄な再治療を減らすことが、フルマウス治療の本質です。


こんな方に、一度立ち止まって考えていただきたいです
同じ歯の治療を何度も繰り返している方
銀歯や差し歯が多く、見た目と将来の両方が気になる方
どこから治したらいいか分からないほど、問題が多いと感じている方
これまで複数の歯科医院を転々としてきた方
40代を過ぎて、自分のお口の将来像を描き直したい方
インプラントや矯正、セラミックなど自費治療を検討しているが、単発の治療でいいのか迷っている方
「気になるところだけ治してください」というご希望ももちろん尊重します。 ただ、もし**「もう、その場しのぎの治療を続けたくない」**というお気持ちが少しでもあるのなら、一度全体を診させていただく価値はあります。


フルマウス治療を始める前に、知っておいていただきたいこと
正直にお伝えしておきたいことが、いくつかあります。

時間がかかります 全体を整える治療は、数カ月から年単位になることもあります。
すべてが自費診療というわけではありません 保険でできる部分は保険で行い、必要なところに自費を組み合わせる設計が可能です。
最初の検査・カウンセリングがとても重要です ここを丁寧に行うことで、後の治療回数とコストを大きく減らせます。
完了がゴールではありません 整えたお口を維持するためのメンテナンスが、その後の人生を支えます。
これらを納得していただいたうえで進められるよう、当院では治療前の説明にしっかりと時間を取らせていただいています。


まずは、お口の"地図"を見てみませんか
フルマウス治療をすぐに始める必要はありません。 まずは、今のお口全体がどうなっているのかを、レントゲンや精密検査をもとに「地図」として見てみるところから始められます。

地図を見たうえで、

どこから手をつけるか
どのくらいの期間と費用がかかるか
どこまでを目指すか
を、患者さんと一緒に決めていきます。 ご自身で納得できるまで、何度ご質問いただいても大丈夫です。

「自分のお口の現状を、一度ちゃんと知っておきたい」 そんな段階での初診で、まったく問題ありません。


ご予約・お問い合わせ 医療法人 がもう四丁目歯科

〒536-0004 大阪市城東区今福西3丁目1-3 M'プラザ蒲生四丁目駅前1階

(地下鉄蒲生四丁目駅 2番出口 徒歩10秒)

TEL:06-6180-9991

初診専用ダイヤル:0120-619-758

【監修】医療法人 がもう四丁目歯科 理事長 廣松秀隆