銀歯がしみる・違和感がある方へ|やり直しのタイミングと判断軸|ブログ(詳細)|審美性重視の痛くない治療なら、城東区、京橋のがもう四丁目歯科
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こんにちは。がもう四丁目歯科です。
「20代の頃に治療した銀歯が、最近しみるようになってきた」
「銀歯のところで噛むと、何となく違和感がある」
「ずっと前から入っている銀歯が、本当に大丈夫なのか気になっている」
「見た目だけでなく、機能の面からもやり直すべきかどうか判断したい」
40代を中心に、銀歯にまつわるご相談がとても増えています。
見た目を白くしたいという審美的な理由でのご相談は分かりやすいのですが、今日お伝えしたいのは少し別の話。
銀歯には、見た目とは別に"やり直すべきタイミング"があるということです。
銀歯は、永久に持つものではありません
最初に押さえておきたいのが、銀歯の寿命です。
保険診療で使われる銀歯(金銀パラジウム合金)の平均的な寿命は、
詰め物(インレー)の場合:約5〜7年
被せ物(クラウン)の場合:約7〜10年
とされています(条件や個人差により幅があります)。
これは、銀歯そのものが壊れるまでの寿命というよりも、
銀歯と歯の間にすき間ができ、そこから虫歯が再発する
銀歯の下で見えない虫歯が進行する
神経への刺激が積み重なる
といった**「銀歯の下で起こる変化」が表に出てくるまでの時間**を指しています。
つまり、
「銀歯が壊れていないから、まだ大丈夫」とは限らない
ということです。
むしろ、銀歯の見た目に変化がないまま、内部でじわじわと問題が進んでいるケースの方が、はるかに多くあります。
銀歯がしみる・違和感がある時、何が起きているのか
銀歯にまつわる症状の背景には、いくつかの異なる原因があります。
① 銀歯と歯のすき間からの二次虫歯
治療してから年月が経つと、銀歯と歯の境目に、目に見えないわずかなすき間ができます。
そこから細菌が侵入し、銀歯の下で虫歯が再発します。これを「二次カリエス」と呼びます。
二次虫歯の厄介な点は、
銀歯に隠れて、肉眼でも気づきにくい
レントゲンを撮らないと発見しづらい
進行が遅いまま神経の近くまで達することがある
という点です。
しみる症状が出てきた時には、すでに進行していることも少なくありません。
② 金属の経年劣化による刺激
銀歯の金属イオンが少しずつ溶け出し、歯ぐきに沈着して黒ずみを作ったり、神経を刺激したりすることがあります。
古い銀歯ほど、この影響が出やすくなります。
③ 噛む力による微細な動き
銀歯と歯はセメントで接着されていますが、長年の噛む力でわずかに動くことがあります。
この微細な動きが、神経を刺激してしみる症状の原因になることがあります。
④ 神経への慢性的な刺激の蓄積
冷たい・熱い・甘い・酸っぱいといった刺激が、銀歯越しに長年にわたって神経に伝わり続けると、神経が慢性的な炎症状態になることがあります。
この段階で放置すると、最終的に神経を取る治療が必要になります。
⑤ 歯ぎしり・食いしばりによる影響
過剰な噛む力で、銀歯にヒビが入る・歯側にヒビが入る・神経への刺激が増す、といったケースもあります。
やり直しのタイミングを示す、6つのサイン
ご自身でチェックできるサインを挙げておきます。
ひとつでも当てはまる場合は、一度見立てていただく価値があります。
その銀歯のところが、冷たいもの・甘いものでしみるようになった
噛んだ時に、銀歯のところに違和感や鈍痛がある
銀歯の周りの歯ぐきが黒ずんでいる
デンタルフロスが、銀歯のところで引っかかる・切れる
銀歯の境目に段差を感じる
入れてから10年以上経っている
特に⑥は重要です。
症状がなくても、入れてから10年以上経っている銀歯は、「見えない内部で何かが起きていないか」を一度確認する価値があります。
やり直す時の選択肢
「銀歯を外して、また銀歯にする」という選択肢は、もちろんあります。
ただ、せっかくやり直すなら、次の選択肢も知っておいていただきたいところです。
① 同じ銀歯(保険)
費用は最も抑えられます。ただし、また5〜10年で同じ問題が起こる可能性があります。
② CAD/CAM冠(保険適用部位あり)
プラスチック樹脂とセラミックを混ぜた素材を、コンピューター加工で削り出して作る被せ物です。
適応部位に制限があり、強度面でセラミックには及びませんが、白い被せ物を保険で選べるという意味で、選択肢の一つです。
③ オールセラミック(自費)
金属を使わず、すべてセラミックでできています。
二次虫歯のリスクが下がりやすい
金属イオンの影響がない
見た目が自然
強度のあるジルコニアセラミックなら奥歯にも対応
メリットが多い一方、自費治療になります。
④ ゴールド(自費)
金合金で作る詰め物・被せ物です。
適合性が非常に高く、二次虫歯になりにくい
噛む力に強く、長期的な安定性がある
金属アレルギーのリスクが低い
見た目は金色ですが、長持ちさせるという観点では、最も優れた選択肢の一つといわれます。奥歯で選ばれる方が多くいます。
選択肢ごとに、費用・寿命・見た目・機能のバランスが異なります。
「自分が何を優先したいか」を整理してから相談すると、判断がスムーズです。
やり直す時に、一緒に確認しておきたいこと
銀歯のやり直しは、単に「外して入れ直す」だけの治療ではありません。
このタイミングで、お口全体の見直しをされる方が多くいらっしゃいます。
具体的には、
マイクロスコープによる精密治療:銀歯の下の虫歯や、神経を取った歯の根の状態を、拡大して確認します
唾液検査:また同じトラブルを繰り返さないために、ご自身の虫歯リスクを把握します
噛み合わせの分析:その歯にかかっている力のバランスを確認します
ナイトガードの検討:噛みしめの影響が強い場合は、新しい被せ物を守るために併用します
全体の銀歯の棚卸し:複数本の銀歯がある場合、優先順位をつけて段階的に進めます
「気になっている1本だけ」を見るのではなく、お口全体の中でその銀歯を位置づける――この視点があると、やり直した治療が長持ちします。
連載2本目「歯を1本ずつ治していませんか?|フルマウス治療」もあわせてご覧ください。
"見た目が気にならないから、まだいい"とは限らない
冒頭でも触れましたが、ここで改めてお伝えしたいことがあります。
銀歯のやり直しは、見た目の問題だけではないということ。
審美的に気にならなくても、
銀歯の下で、見えない虫歯が進行している
神経への刺激が積み重なっている
二次虫歯から、神経を取る治療へと進む可能性がある
といった可能性は、年月とともに高まっていきます。
そして、神経を取った歯は、
強度が落ち、割れやすくなる
いずれ抜歯になるリスクが上がる
治療の選択肢が一気に狭まる
という、後戻りしにくい変化をたどっていきます。
症状が出てからやり直すのではなく、症状が出る前に見立てて判断する――これが、銀歯と長く付き合っていくうえでの基本姿勢です。
こんな方は、一度ご相談ください
入れてから10年以上経っている銀歯がある方
最近、銀歯のところに違和感を感じるようになった方
銀歯のところがしみる方
銀歯の周りの歯ぐきが黒ずんでいる方
過去に何度も同じ歯を治療している方
神経を取った歯が複数本ある方
セラミック治療を検討しているが、優先順位を相談したい方
「気になっているけど、まだ症状はない」――この段階でのご相談が、いちばん助かるタイミングです。
まずは、今ある銀歯の"状態確認"から
がもう四丁目歯科では、銀歯のご相談を次のような流れで進めています。
お口全体のチェック(銀歯の本数・状態・年数)
レントゲンによる、銀歯の下の状態の確認
必要に応じたマイクロスコープでの精密診査
二次虫歯・神経への影響・噛み合わせの評価
優先順位をつけた治療計画のご提案
すべての銀歯を一度にやり直す必要はありません。
今すぐ対応すべきもの・経過観察でよいもの・将来的に検討するものを整理することから、お話しさせていただきます。
「ずっと気になっていたけど、相談のきっかけがなかった」という方こそ、お気軽にお越しください。
ご予約・お問い合わせ
医療法人 がもう四丁目歯科
〒536-0004 大阪市城東区今福西3丁目1-3 M'プラザ蒲生四丁目駅前1階
(地下鉄蒲生四丁目駅 2番出口 徒歩10秒)
TEL:06-6180-9991
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【監修】医療法人 がもう四丁目歯科 理事長 廣松秀隆