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むし歯になりやすい体質か知りたい方へ|唾液検査でわかる4つのこと

むし歯になりやすい体質か知りたい方へ|唾液検査でわかる4つのこと

こんにちは。がもう四丁目歯科です。

「ちゃんと毎日磨いているのに、なぜか虫歯になる」 「兄弟で同じものを食べてきたのに、自分だけ虫歯が多い」 「定期検診に通っているのに、それでも新しい虫歯が見つかる」 「子どもの将来の虫歯リスクを、できれば早めに把握しておきたい」

こうしたお声を、診療室でよくお聞きします。

実は、虫歯のなりやすさには生まれ持った体質と、お口の中の環境が大きく関わっています。 今日は、その体質と環境を"見える化"してくれる唾液(だえき)検査について、ご相談の前に知っておいていただきたい内容をまとめます。


なぜ"ちゃんと磨いているのに虫歯になる"が起こるのか
虫歯は、単純に「磨き残しがある=虫歯になる」というほど単純な病気ではありません。 実際には、次の4つの要素が重なったときに発生します。

歯の質:エナメル質の強さ、歯並びの形、過去の治療歴
細菌:お口の中にいるむし歯菌の量と種類
食事(糖の摂取):何を、どのくらい、どんな頻度で口にしているか
時間:糖が口の中にとどまる時間、唾液の働きの時間
そして、これらすべてを陰でコントロールしているのが、唾液です。

唾液が十分に出ていて、質がよければ、多少の磨き残しがあってもお口は自分の力で守られます。 逆に、唾液の量や質に課題があると、どれだけ丁寧に磨いていても虫歯リスクが下がりにくい状態になります。

つまり、「磨き方の問題」だと思っていたものが、実は「唾液の問題」だったというケースは決して珍しくありません。


唾液検査でわかる4つのこと
唾液検査は、その名のとおり、唾液を採取して、お口の中の状態を分析する検査です。 当院でも、フルマウス治療の診査や、なかなか虫歯が止まらない方への精密検査として活用しています。

具体的にわかるのは、次の4つです。

① 唾液の"量"
5分間、ガムなどを噛んで出てきた唾液の量を測ります。 唾液の分泌量が少ない方は、

食べたものが洗い流されにくい
お口の中の酸が中和されにくい
細菌が長くとどまりやすい
という状態にあり、虫歯にも歯周病にもなりやすくなります。

加齢・服薬・口呼吸・ストレスなど、唾液量が減る要因は意外と身近に潜んでいます。

② 唾液の"力"(緩衝(かんしょう)能)
食事の後、お口の中は酸性に傾きます。 この酸を、唾液がどれだけ早く中和できるか――これが「緩衝能」と呼ばれる力です。

緩衝能が強い方は、食後すぐにお口の中が中性に戻り、歯が酸で溶かされる時間が短くなります。 逆に弱い方は、食後しばらく酸性のままになり、虫歯のリスクが上がります。

この力の強さは、ご本人の努力ではほぼ変えられない、体質に近い要素です。だからこそ、知っておく価値があります。

③ むし歯菌の"量"
虫歯の主因となる細菌(ミュータンス菌・ラクトバチルス菌など)が、お口の中にどのくらいいるかを確認します。

菌の量が多い方は、糖が入ってきたときに一気に酸が作られやすい
菌の種類によっては、進行スピードが速い虫歯になりやすい
菌の量は、ケアの仕方・食習慣・パートナーや家族からの感染経路など、後天的な要素でも変動します。検査で把握できれば、対策の方向性が明確になります。

④ お口の中の"清潔度"と"歯周病リスク"
検査キットの種類によりますが、唾液中の白血球・タンパク質・アンモニアなどから、

歯ぐきの炎症の有無
口臭の傾向
お口全体の清潔度
を間接的に評価できます。 歯周病のリスクや、口臭の背景を捉える手がかりにもなります。


検査結果は、どう活かされるのか
唾液検査の本当の価値は、**結果が出たあとの"使い方"**にあります。

たとえば、こんな具合に予防プランを個別化できます。

唾液量が少ない方 → 食事中によく噛む、唾液腺マッサージ、保湿ジェルの活用、必要に応じて服薬の見直し相談
緩衝能が低い方 → 食事の回数・間食頻度の調整、食後のうがい習慣、フッ素の活用強化
むし歯菌が多い方 → 細菌コントロールに重点を置いたメンテナンス、家族での感染対策、キシリトールの活用
歯ぐきの炎症傾向がある方 → ブラッシング指導の重点化、定期メンテナンス間隔の短縮、必要に応じた歯周病治療
「みんなと同じケア」ではなく、自分のお口の弱点に合わせた、ピンポイントの予防に切り替えられる。 ここが、唾液検査を受ける最大のメリットです。


こんな方に、特におすすめしたいです
丁寧に磨いているつもりなのに、毎回新しい虫歯が見つかる方
定期検診には通っているが、虫歯が止まらない方
神経を取った歯を、できるだけ長持ちさせたい方
セラミック・インプラントなど、自費治療を始める方・始めた方
フルマウス治療を検討されている方
お子さまの将来の虫歯リスクを把握しておきたい保護者の方
妊娠中・妊娠を計画中で、生まれてくる赤ちゃんの口腔環境にも配慮したい方
特に、自費治療を予定している方には、治療前の唾液検査をおすすめしています。 せっかくのセラミックやインプラントを長く持たせるには、土台となるお口の環境を整えておくことが何よりの近道だからです。


"なんとなく続けてきたケア"を、"理由のあるケア"に
唾液検査は、痛みもなく、短時間で終わります。 結果も、グラフや数値で分かりやすく可視化できますので、ご自身のお口の状態を客観的に知るきっかけとして、とても有効です。

そして何より――

これまで「がんばっているのに報われない」と感じていた方が、 「これは自分の体質だったんだ」 「だからこういうケアに切り替えればいいんだ」 と腑に落ちる瞬間が、唾液検査にはあります。

責任感の強い方ほど、虫歯が見つかると自分を責めてしまいがちです。 でも、その多くは「磨き方が悪かった」のではなく、「自分に合っていないケアをしていた」だけのことなのです。


まずは、現状を知るところから
がもう四丁目歯科では、

唾液検査の実施と結果のご説明
お一人ずつの結果に合わせた予防プランの作成
担当歯科衛生士による継続的なメンテナンス
必要に応じたフルマウス治療への接続
を通じて、患者さん一人ひとりに合った口腔ケアをご提案しています。

「自分が虫歯になりやすい体質なのか、はっきり知りたい」 「家族の中で自分だけ虫歯が多い理由を知りたい」 「自費治療を始める前に、お口の土台を整えておきたい」

そんなお気持ちが少しでもあれば、お気軽にご相談ください。 検査だけのご希望でも、もちろん対応しています。


ご予約・お問い合わせ :医療法人 がもう四丁目歯科

〒536-0004 大阪市城東区今福西3丁目1-3 M'プラザ蒲生四丁目駅前1階

(地下鉄蒲生四丁目駅 2番出口 徒歩10秒)

TEL:06-6180-9991

初診専用ダイヤル:0120-619-758

【監修】医療法人がもう四丁目歯科 理事長 廣松秀隆